2023

09/21

「人の構造」

#30 #50週_2023
その人のスキルや考え方や意思決定のルーツにはいろいろ階層があるそうだ。 僕らの見えている部分はほんの一部で、人をそこで判断してしまう。
でももっと深いところに理由があって、他人どころか自分さえもよくわかってなかったり。 表現的に、“地下“とされているのも面白い。

1階 経験・知識・スキル
B1 コンピテンシー(どういうアクションを取るか、固有の行動パターン)
B2 ポテンシャル(好奇心、洞察力、共鳴力、胆力)
B3 ソースオブエナジー(使命感、劣等感)
(人を選ぶ技術 より)

地上の方が浅く、変わりやすい、わかりやすい。 地下に行けば行くほど深く、変わりにくい、わかりにくい。
自分の価値基準が正しいと思ってしまうし、それを相手にも求めてしまう。 自分でハンドリングできる責任の場だったら、上手くいこうがいくまいが自己責任だけど、 自分以外が主体で“所属“の立場なら、よりそこでの自分のなりふりは意識すべきだと感じる。
だって自己中で関わり続けたら、結局その場に迷惑かけてしまうんだから。 人って、いろんな要素が入り混じるし、階層的な考えが入ったらその分複雑になるけど、 だから人間を知ることってそんなに端的にできるものではないんだな、、、、
1階あたりの情報で、あーだこーだ言っててもゴシップの交換でしかなくなんの解決にもならんのだろうな〜とこれ見て思った。
個人的には、人を選ぶ、というとなんというかおこがましい気持ちにもなるし、 一期一会で、出会うべき人には出会うものなんだろうと思っていたい。
この本にもZOZOの事例で出たけど、“いい人“なら誰でもよくて、そういう人たちと関わりたい思う。 でもこれって、言ったら最大のフィルター。
“いい人“と他者からも評価される人って、すごく総合的というか。
人がいい、というのとちょっと違う。
こういう“いい人“って、この地下の階層部分も何かしらはっきりした自分の答えみたいなものをちゃんと持ってる人なのかも。
理由がわからないから、自分自身もコントロールできなくなってしまう。
自分を掘り下げるとはよく言ったものだ。
地下にまで深く潜っていかないと、相手に限らず自分の本質さえも見つけれないものなんだろうな。

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